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お彼岸に冠する豆知識

●春分と「春分の日」は違う?●

国民の祝日である「春分の日」「秋分の日」の日にちは、毎年閣議で決定されています。国立天文台の観測データをもとに、2月に翌年の秋分の日にちが発表されるのです。基本的には春分・秋分と同日になりますが、春分以外の日が「春分の日」となる可能性もないとはいいきれません。
ちなみに、春分・秋分の日は昼夜の長さが同じといわれていますが、実は若干昼のほうが長くなっています。これには2つの理由があり、1つは大気の影響による観測結果の誤差です。2つ目の理由は、日の出と日の入りの定義によるものです。日の出の定義は「地平線から太陽の最上部が現れたとき」、日の入りは「地平線に太陽が完全に隠れたとき」、となっています。つまり、太陽が顔を出してから完全に隠れてしまうまで昼が続くのに対して、夜は太陽が沈みきるまではじまりませんし、ほんの少しでも日が昇れば終わってしまうのです。
以上のような理由から、昼夜の長さには多少ですが、差が出ます。ちなみに、実際に昼夜の長さが同じになるのは、春分・秋分から4日後くらいといわれています。

●「六波羅蜜」を実践しよう●

お彼岸の「彼岸」は、もともと「悟りを開いた迷いのない世界」という意味だった、というのは前述した通り。ではどうすれば「彼岸」へたどりつけるのでしょうか?
そのひとつの方法として、「六波羅蜜」というものがあります。六波羅蜜は「彼岸」にたどりつくために必要な6つの心がけを表したもので、その内容は「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」となっています。それぞれ深い意味がありますが、簡単に説明すると、「布施」は自分の持ち物を他人に与えること。「持戒」は戒めを守ること。「忍辱」は耐えること。「精進」は努力すること。「禅定」は心の平静を保つこと。「智慧」は物事の本質を見ること、となるでしょう。
お彼岸の間は、これらのことを意識して生活してみるといいかもしれません。

●お彼岸中の記念日●

1年のなかには、多くの記念日があります。もちろんお彼岸中も例外ではありません。お彼岸中にどんな記念日があるか、見ていきましょう。
・3月18日「精霊の日」
・3月19日「ミュージックの日」
・3月20日「LPレコードの日」「電卓の日」
・3月21日「国際人種差別撤廃デー」「催眠術の日」「カラー映画の日」
・3月22日「放送記念日」「地球と水を考える日」
・3月23日「世界気象デー」、
・3月24日「マネキン記念日」「ホスピタリティ・デー」、
・3月25日「電気記念日」、
秋のお彼岸中の記念日には、「LPレコードの日」「電卓の日」「電気記念日」など、電気関係の記念日が目立ちます。ストレートに名前がつけられているものが多く、大体の意味は一見して分かるでしょう。分かりにくいのは「精霊の日」でしょうか。この日は柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の命日。精霊とは死者の魂を指します。
・9月20日「空の日」「バスの日」「お手玉の日」。
・9月21日「ファッションショーの日」
・9月22日「孤児院の日」「国際ビーチクリーンアップデー」
・9月23日「海王星の日」「万年筆の日」「清掃の日」
・9月26日「ワープロの日」
秋のお彼岸中の記念日は、「第一歩」を記念したものが目立ちます。たとえば「空の日」は日本初の動力飛行を記念して作られたものですし、「お手玉の日」は第一回全国お年玉大会の開催を記念した日です。これらの記念日にあやかって、何か新しいことをはじめてみるのもいいかもしれませんね。

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